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2021.9.11 土

まもなくべネチア国際映画祭金獅子賞が決定! dTV会員が選ぶ「過去に受賞した好きな作品」とは!? そして‟もしも自分が審査員だったら推薦したい金獅子賞作品”を大発表

世界三大国際映画祭のひとつで、最も長い歴史を誇るベネチア国際映画祭。

9月1日から開催されていましたが、いよいよ11日(土)に最終日を迎え、最高の名誉である金獅子賞が発表されます。この度、映像配信サービスdTVでは「べネチア国際映画祭金獅子賞作品に関するアンケート」を実施、その調査結果を発表いたしました。

 

「過去に受賞した金獅子賞作品で好きな作品は?」の第1位は、断トツで『ジョーカー』。

88票を獲得しました。『バットマン』の悪役で有名なジョーカーの誕生秘話をDCコミックスにはないオリジナルのストーリーで描き、ホアキン・フェニックス主演で映画化。

第92回アカデミー賞でも11部門でノミネートされ、主演男優賞と作曲賞を受賞しました。

作品を選んだ理由には「ジョーカーの誕生がよくわかった作品だった」(50代・男性)、「ホアキン・フェニックスの怪演が素晴らしかった」(50代・男性)、「インパクトがあり印象が強い作品でした」(40代・女性)、「悲しいけど、良い映画だと思う」(50代・女性)、「哀しきヒーロー」(50代・男性)、「考えさせられたから」(40代・女性)などのコメントが寄せられ、男女共に高い評価を得た作品だといえます。

なぜジョーカーが狂気に満ちた悪のカリスマへと変貌していくのか、トッド・フィリップス監督の描く不穏な世界観に騒然とさせられます。

 

第2位は、まだ記憶に新しい『ノマドランド』が38票を獲得。

オスカー女優のフランシス・マクドーマンドと中国出身の女性監督クロエ・ジャオがタッグを組んで車上生活者たちの過酷な姿とアメリカ西部の美しい大自然を描いたロードムービー。

金獅子賞と、オスカーに最も近い賞との呼び声も高いトロント国際映画祭での観客賞と史上初のW受賞を果たし、アカデミー賞主要3部門(作品、監督、主演女優賞)を受賞しました。

選んだ理由としては「ロードムービーは良い」(50代・男性)、「楽しいから」(20代・男性)、「感動する」(50代・男性)などシンプルな感想が目立ちました。本作で3度目のアカデミー主演女優賞を受賞したマクドーマンドの圧巻の演技と映像美に注目です。

 

第3位は、ギレルモ・デル・トロ監督が描くラブ・ファンタジー『シェイプ・オブ・ウォーター』(25票)。作品を選んだ理由では「唯一見た映画」(30代・女性)、「人にとっての幸せは人それぞれ。

周りから見たら不幸せな場合もある…」(30代・女性)など、女性からの支持の高さに注目です。

 

第4位には、15票を獲得した『Roma/ローマ』がランクイン。

『ゼロ・グラビティ』のアルフォンソ・キュアロン監督が政治的混乱に揺れる1970年代のメキシコを舞台に、自身の幼少期の体験を交えて描いたヒューマンドラマ。

「映像美」(50代・女性)という作品に対する感想もあるようにモノクロ映像の美しさが際立つ作品です。

 

5位以下はというとー

 

第5位(11票)『さよなら、人類』 スウェーデンの奇才ロイ・アンダーソン監督が描くブラックでシュールなエピソードが詰まった不条理コメディー。

 

第6位(9票)『立ち去った女』 フィリピンの鬼才ラブ・ディアス監督が描くトルストイの短編から着想を得た3時間48分の人間ドラマ。

 

第6位(9票) 『彼方から』 ベネズエラの首都カラカスを舞台に、ロレンソ・ビガス監督が描いた同性愛者の物語。

 

第8位(7票) 『ファウスト』 ドイツの文豪ゲーテの名作をロシアの巨匠アレクサンドル・ソクーロフ監督が映画化。

 

第9位(6票) 『嘆きのピエタ』 韓国の鬼才キム・ギドク監督が描くサスペンスドラマ。

 

第10位(4票) 『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』 ローマを囲む環状高速道路GRA周辺に暮らす人々を追ったドキュメンタリー。

 

その他、『羅生門』「黒澤明の作品はどれもいい」(50代・女性)、『HANA-BI』「奥さんの愛が、リアルに描かれてる」(40代・女性)、「北野映画が、好きなので」(50代・男性)、『僕の村は戦場だった』「初見の際の衝撃的なラストシーンが忘れられない」(50代・女性)、『マイケル・コリンズ』「アイルランド近代史の描き方がリアルでつらい場面もありましたが闘争への思いが伝わり素晴らしい映画でした」(50代・女性)などが挙げられました。

 

続いて「自分が審査員だったら推薦したい金獅子賞作品は」という質問に対しては、『フリー・ウィリー』(30代・女性)、『Little DJ小さな恋の物語』(50代・男性)、『るろうに剣心』(50代・女性)、『無垢なる証人』(50代・男性)、『グロリア』(50代・男性)、『チョコレートドーナツ』(30代・女性)、『南海の青春』(50代・女性)、『ハクソー・リッジ』(40代・男性)、『マイ・インターン』(50代・女性)、『ちょっと今から仕事辞めてくる』(50代・女性)、『風立ちぬ』(50代・男性)、『キューポラのある街』(40代・女性) など、洋画、邦画問わず新旧様々な作品が挙がってきましたが、それぞれに思いが感じられます。

「日本の映画が好きで、イイ作品ばかりで、是非、日本の映画を推薦したいです」(40代・女性)という日本の映画関係者が喜びそうな意見もありました。

 

ベネチア映画祭の金獅子賞受賞がきっかけで作品を鑑賞するということはほとんどないようですが、これを機会に世界中を旅するように触れてみるのもいいのではないでしょうか。dTVの映画鑑賞で、もしかしたら生涯の一本に出会えるかも!

 

<べネチア国際映画祭金獅子賞受賞作品特集ページ>

https://bit.ly/3hc5ztN

<アンケート調査方法>

調査期間:2021年8月30日~9月9日

調査対象:dTV有料会員

調査方法:インターネットによるアンケート(※複数回答可)